機関車・TOMIX編


※ 注意 取付け失敗、部品の破損、
デコーダ破損しても当HPでは 責任は持ちません。





EF66 100

今回のTOMIXはEF66 100番代で挑戦してみました。
この機関車はほとんど隙間がありません。デコーダは搭載は無理かと思っていました。どうしても、この機関車をDCCで走らせたかったので、何とかしてデコーダを搭載できないのかと・・・・
絶縁不良で一度はデコーダを燃やしてしまいましたが、改良し現在は安定走行しています。
この機関車の特徴はKATOのDD51とシャーシが似ています。
DD51の場合は運転席部分に収納できます。DZ121のデコーダでも入りますが、EF66の場合、DZ121は少し厚みがあるため搭載できる隙間がありませんので、このEF66ではDZ143で搭載できます。
ただ、普通に搭載できないため、デコーダの搭載部分のシャーシを削る必要があります。あと、搭載前のモーターシューは下向きにシャーシと接触しているため、モーターシューの位置を下から上部に出るようします。四角点線の部分でモーターシューが顔を出すようにシャーシを削ります。
四角点線部分のシャーシを両側同じように削ってください。
DD51と同じように、モーターもしっかり、絶縁処理をしてください。
絶縁のためモーターにテープを貼りますが、このシャーシでのモーター搭載部分は余裕がないため、テープ貼り不足、テープの厚み、テープの重なりには十分注意してください。実際、テープが少しはがれていて、絶縁できず、デコーダを燃やしてしまいました。



デコーダのライトユニットの結線はKATOのDD51とまったく同じです。
ライトユニットの抵抗、コンデンサ、ライトは今回は全部取外しました。
通常のライトから高輝度LEDにしたからです。ライトユニットをシャーシに取り付ける時に、シャーシ部とライトユニット部分を絶縁してください。LED、ライトが破裂します。あと、デコーダが破損する可能性があります。
注意してください。

モーターシュの突起部分はシャーシに当たらないように絶縁してください。

左の写真では配線が長いですが、長いともちろんケースに収まりません。でも、短くしてもデコーダからの配線が少しカバーを押し上げて、すっきり収まらないので天井の裏側のプラスチックを慎重に削ってください。
面倒でも、一作業ごとに絶縁不良が出ていないか確認してください。





    EF 81 トワイライトエクスプレス

TOMIXの機関車デコーダ取付第二弾
EF81 トワイライトエクスプレス仕様の機関車にデコーダを搭載してみました。
TOMIXのシャーシはみんな同じなのかと思い、EF66の工法を同じ理屈で考えていました。開けてビックリ!!
ほとんど搭載するスペースがありません。シャーシを削る方法もありましたが、ライトユニットの位置とモータの位置が近すぎて、削るスペースなどありません。デコーダが見えてしまうが、運転台の位置になんとかデコーダを搭載できるスペースがありました。デコーダが見えるのが嫌な方であれば、お勧めしません。
使用するデコーダはコンパクトなDZ121しか無理でしょう。
モーターシューに接続するモーター線を点線の丸の位置で切込みを入れ、配線が噛まないようにしてください。
デコーダの配線をギリギリにしてもうまくカバーが閉まりません。
カバーに穴を開けると、その部分で配線がまとまり、浮き上るのを抑えてくれます。
DZ121のデコーダをカバー裏側の写真の位置、運転台の所に収納します。
デコーダと車両カバー幅ギリギリなのでデコーダの赤カバーを少し削り、配線もカバー底面から出るようにデコーダを収納します。
配線に傷がつかないように、慎重に収めてください。
EF66−100と同じライトユニットなのですが、EF66の図では見にくいので、下の図に詳しく説明します。
グレー点線はライトコモン線です。
注意点

なんとか運転台のところに収納できるようにできました。それがなかったら御手上げでした。
デコーダが見えてしまいますが、グレーのテープなどで隠せば何とかなります。(勝手な・・・)
運転台に収納したデコーダからライトユニットまでの線はなるべく短くしましょう。ほとんど隙間がありません。
車両カバーの上部をカットして少しでも配線の位置を確保してください。
シャーシのモータの部分がほかの車両に比べ、スペースが広いので助かりました。
でも、しっかりとした絶縁処理を・・・
ライトユニットの部分の底面周りを、ビニールテープなどで絶縁したほうが、よさそうです。
すこしライトユニットのどこかの部分がシャーシに触れLEDがショートしかかりました。
今回も、ライトから高輝度LEDに搭載変更しました。抵抗も470Ωに変更しました。