HO MODEMO 373系

今回はMODEMOのHO 373系をDCC化してみました。
ライトユニットと動力ユニットが分離しているのと、デコーダを隠せる部分が遠いためDCCフレンドリーデコーダを使用しました。
まず、動力ユニットにデコーダを搭載させてみましょう。
分解してみると意外と部品点数が少ないのには驚きました。
モーターの部分を拡大してみると、集電部分は丸の部分です。
この部分をカットする必要があります。
動力ユニットを裏に返して、カバーを取外します。
MODEMOは動力の部分の設置が雑ですね。これには驚きです。
モーターを取出し、集電板に当たらない程度に、モーターシューをカットします。
モーター線をモーターシューへハンダ付けし、モーターを動力ユニットへ戻します。
モーター線を写真のように、室内灯用の穴に通すなどして、客室内へ配線を逃がします。
室内灯をつける場合は、目立たない部分に穴をあけるなどして配線を通します。
集電用の配線を集電板からとります。ハンダ付けする部分は台車集電付近を避けたほうが良いでしょう。
モーター線、集電線を客室内に出し、座席板を固定します。配線の挟みこみに注意してください。
DCCフレンドリー動力デコーダを使用しました。ライト関係の配線がないので、メンテナンスが楽になります。
次に、ライトユニットの加工です。今回はLED不足のためLED化はしませんでした。
ライトデコーダにはDCCフレンドリー先頭デコーダを使用しました。
ライトユニットの赤線部分をカットします。このユニットの場合、ヘッド・テールのライトは2個ずつです。


上記のように配線します。表部分のダイオードの片足もカットしてください。
ライトファンクションの接続面です
DCCフレンドリの出力は図のような感じになっています。
先頭2両のどちらかはテール・ヘッドの配線を入替えてください。
こちらが裏面の集電部の接続です。

ライトデコーダを運転台後方に設置すれば目立たないと思います。
デコーダ取付完了です。
走行は動力ユニットがプラ製ともあり、あんまりよくありません。

中古・オークションなど調べてみると、HOでもお手ごろな価格で購入できますね。