デジトラックス
サウンドデコーダ

SDH164K2(SD38−2用)を使用

HO KATO EF65



デジトラックスのSDH164K2(SD38−2)をKATO EF65に搭載しました。
実は搭載させてからわかったのですが、SDH164K1(AC4400CW用)のデコーダのほうがLEDの位置がEF65に近いためそちらを使用したほうがいいでしょう。
とりあえず手元にあったSDH164K2でサウンドを入れてみました。

写真はLED基盤をはずした状態です。
デコーダを搭載させるのは簡単ですが、スピーカーやコンデンサを組みこむのは容易ではありません。
このKATO EF65ではスピーカを入れるスペースなどありません。
なので、シャーシを削る必要があります。
写真の部分 台車の上(スピーカーが乗っている部分)を削ります。
台車にあたらない程度までシャーシを削ります。
スピーカを線路面に音が出るように配置し、あとは金属パテでスピーカが動かないように固定をして完成です。

スピーカーが写真の白丸の運転室の部分にかぶって収まらないため、カットする必要があります。
あと、スピーカが青丸の部分にあたるためここもカットします。
あと、コンデンサはスピーカとは反対側の運転室へ、写真のように切り込みをいれ、配線を出します。これで、全部収まるはずです。
次に実際にサウンドをいれてみましょう。

オリジナルサウンドをいれるにはPR2が必要です
SOUNDLODERのソフトです。左の画面ではすでに、EF65でのサウンドを設定済みです。
現在のところこのEzuのデコーダのように細かいノッチの音が再現できないため電気機関車のような単純なブロアーや汽笛などの表現しかできません。
HORNのところに汽笛1、BELLのところに汽笛2、AIRCOMPのところに送風機の音を入れてみました。
RUN IDEのところにブロアー音を入れます。RUN IDEは初期ではディーゼル音ですが、1つの音でノッチごとに自動的に音が変化します。
たとえば、右の写真の部分のAIRCOMPの部分に、送風機の音を割付けてみます。右クリックで ASSIGN SOUND FILEを選択。
SaoundWaveで作成した送風機のサウンドファイルをここで指定します。
あとは同じ手順で汽笛やブロアーをいれてみましょう。

サウンドの作成方法はこちらのページで

デコーダ認識前


デコーダ認識後
各部分にサウンドを割付設定したら、サウンドデコーダに書き込んでみましょう。PR2がサウンドデコーダを認識すると下記画面の緑に変化します。
認識すれば、サウンド容量、空き容量、全SDFの容量が表示されます。
初期はすでにサウンドファイルが入っているため、全ファイルをメモリーから削除しなければなりません。
Erase Flashボタンを押し中身を空にします。
Program SDFボタンを押します。
Program WAVsボタンを押すと指定されたサウンドをデコーダに書込みされます。


あとは、SoundTest でサウンドを試してみましょう。
でも1回ではうまくいかないはずです。
音が割れたり、音のつながりが悪く途切れたり、何度もWavepadのソフトで編集し書き込んだりするはずです。
めげずにがんばりましょう。


まだ完璧ではありませんが、EF65のファイルです。
OpenFielから実行し、メモリーに書込みしてください。

EF65 SPJファイル (304KB)
動画ではこんな感じです。

EF65 サウンド動画.WMV (6M)

ファイルを右クリックで対象ファイルに保存
いったん保存してから再生してください。
再生時 音量に御注意ください。


これでほかの機関車も導入できそうです。