DCC普及協会・DCCトレイン
運転会用モジュール規格


【HOゲージ 運転会用簡易モジュール 直線モジュール】
 規格概要
 
使用する部材  

【369 2本タイプモジュールの場合】   KATOユニトラックS369mm 【 8本】   KATOユニトラックS123mm 【4本】 

【369 3本タイプモジュールの場合】   KATOユニトラックS369mm 【12本】   KATOユニトラックS123mm 【4本】   
 
ベニヤ2.3〜2.4mm  

角材1.8〜1.9mm 

鬼目ナット6×13 Dタイプ中

6mmボルト ※各運転会で高さが変動するので、現在のところ調整中。


 注意点

HOの運転会の回数が多くなるにつれて、レールの設営、配線等に相当時間がかかっており、設置にかなり負担があります。
当方のクラブNゲージBトレの簡易規格が好評で製作費も安く簡単に持ち運びできるので、これをHOに使えないかと考えました。

4線でレールの間隔が60mm(KATO規格)にしました。

@ モジュール同士の接続レールはKATO S123レールを使用します。

A モジュールの両端から
60mmを空けてレールを設置してください。

B 板の厚みは
2.3〜2.5mmのベニヤ合板を使用してください。

C 角材は
1.8〜1.9mmの角材を使用してください。

D 机の設置段差や床の高低差が発生し、モジュールの高さが変化する場合に対応できるように、角材の部分に鬼目ナットを使用して
   ボルトで高さ調整できるようにします。

E モジュールをライトグレー系に塗装してください。


 @ A モジュールの線路配置


基本直線モジュールを2パターン用意しました

直線モジュールはヤード、本線でどちらの向きでも(フィーダー線路モジュールは除く)設置できるようにしました

複線間隔はKATO規格の60mmとします。

レールを設置前する前にEのライトグレー系に塗装してください。詳しくはEの塗装をご覧下さい。

モジュールの板の両端(モジュール接続面)から60mm空けてレールを設置してください。

モジュールの板の上下(モジュール内面、外面)の面から28mmでKATOレールのセンター面を合わせてください。








 B C モジュールの構造


下記の図はモジュールの裏面部分です。

 各ホームセンターで調査したところ現在では2.3〜2.4mmの合板しか確認できませんでしたので、この範囲での角材を使用してください。

 角材も調査したところ現在では18〜19mmの正角材しか確認できませんでしたので、この範囲での角材を使用してください。


 角材を板に接着する前に、鬼目ナットの下穴を開けてから接着してください。 下穴は次の「鬼目ナットの取付」をご覧下さい。

 赤の角材部分はモジュールの板の落ち込み防止とモジュール同士を段積みしたときにモジュールとレールが干渉してレールが破損しないように
 8mm以下の角材等の部材で固定してください。

 




 D 鬼目ナットの取付
 
各モジュールの誤差や、机、床等の段差が発生した場合はボルトで誤差を無くしレールを
 平坦な状態に維持できるようにボルトで高低の調整をできるようにします。
 

モジュール接続面の両端面から30mm部分に8.7〜9mmの下穴を開けて、

そこへ6×13の鬼目ナットDタイプ中をレンチなどでねじ込みます


仕様するボルトは6mmです。





当方はこれを使っています。




こんな感じで取付けできます。







E 塗装
 



水性ペイント
 
ライトグレー系
KATOユニトラックよりも明るい目のものを選んでください。つや消し

写真はアサヒペンのバリューコート「ライトグレー」
 
 
このほかにヤード用のポイントモジュールや退避線用のモジュール、S字モジュール・4線同時カーブモジュールなども同時に作成中です。
必要ならば掲示はしますが、とりあえずは当クラブ員やクラブに参加される方で作成される方は、直線モジュールから作成をお願いします。